Kawasaki BALIUSの買取相場を調べてみた|高額査定のコツは?
2018/08/29
通勤、通学、ツーリングなど、あなたの生活に欠かせない“相方”として乗りつづけてきたバリオス。
いまこのページを見にきたということは、きっと頭の片隅で手放すことを考えているのでしょう。
果たして、売るとしたらどれくらいの金額になるのか‥。そんな疑問に答えるべく、このページでは、いまのバリオス相場についての情報をまとめてみました。実際に売るかどうかは別として、ぜひとも参考にしてみてください。
バリオスの紹介
カワサキ・バリオスは1991年4月に発売されました。同社初のレーサーレプリカであるZXR250のエンジンを中低速重視にリセッティング。
水冷4サイクルながら空冷風のファインを加えるなど、ネイキッドらしい美しさが強調されています。
1997年にはリアサスペションをモノサスから2本ショックに変更した「バリオスⅡ」にモデルチェンジ。
2007年8月末に自動車排出ガス規制の強化により生産が中止されるまで販売されるロングセラーモデルとなりました。
バリオスの歴史
バリオス 年表 | |
1991年 | ZR250A販売 |
1993年 | ZR250A3に形式変更するとともに、最大出力が45馬力から40馬力にダウン。 |
1995年 | 燃料計が装着される。 |
1996年 | 限定1000台でツートンカラー販売。 |
1997年 | バリオスⅡにモデルチェンジ。リアサスペションが2本ショックになるほか、タンクのエンブレムが変更される。 |
2007年 | 2007自動車排気ガス規制に対応できず、生産を終了。 |
ゼファー400の登場でレーサーレプリカブームを鎮火させたカワサキが、次に送り出したムーブメントはネイキッドでした。
その名の通りカウルを脱ぎ去り、本来の骨格をあらわにしたバイクです。
これまでカワサキは「250ccクラスにはツインエンジンが一番」と言う理論を持っていましたが、4ストローク4気筒を搭載したZXR250で手ごたえを感じ、その技術をネイキッドに応用したのがバリオスです。
バリオスとは、ギリシア神話に登場する不老不死の神馬の名であり、フューエルタンクに跳ね馬のエンブレムが取り付けられています。
初期モデルは約150㎏の軽量な車体に、レーサーレプリカ譲りの最高出力45ps(15000rpm)、最高回転数19000rpmの高回転エンジンを搭載。
サラブレットのような疾風の走りを実現しました。
馬力規制により1993年に最高出力45psから40psに変更。1996年にはツートンカラーのレアなバリオスが限定1000台で発売されています。
バリオスの基本スペック
バリオスのスペック | |||
車体型式 | ZR250 | 全長×全幅×全高 | 2005mm x 730mm x 1055mm |
エンジン | ZX250CE型 249cm3 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒 |
車両重量 | 141㎏ |
最高出力 | 45ps/15000rpm | ホイールベース | 1380mm |
最大トルク | 2.6kg-m/11500rpm | シート高 | 745mm |
ボア&ストローク | 49.0mm x 33.1mm / 12.2:1 | 燃料タンク容量 | 15ℓ |
※スペックは1991年モデル
バリオスの買取価格相場
買取価格相場 | ||
車種名<年式> | 走行距離 | 買取価格 |
バリオス<1991年> | 30000km | 60,000円 |
バリオスⅡ<2008年> | 4000m | 380,000円 |
バリオスⅡ<2006年> | 5000km | 360,000円 |
バリオスⅡ<2005年> | 11000km | 300,000円 |
バリオスⅡ<2004年> | 20000km | 250,000円 |
バリオスⅡ<2003年> | 21000km | 200,000円 |
バリオスⅡ<1998年> | 9000km | 230,000円 |
バリオスとバリオスⅡの違い
1997年にモデルチェンジが行われ、バリオスⅡに車名を変更。
リアサスペションが2本ショックとなったことが外観の大きな違いですが、ハンドル位置を上方へ20mm、手前に45mm、ステップ位置を前方へ20mm、下方へ10mm変更されるなど微調整されることでリラックスしたポジションが与えられています。
サイドカバーやテールカウルの形状、エンブレムのデザインも変更。
エンジンには新たにK-TRIC(カワサキ・スロットル・レスポンシブ・イグニッション・コントロール)を採用されレスポンスの向上が図られています。
その後細かなマイナーチェンジを繰り返しながら販売され続け、2007年8月末に自動車排出ガス規制の強化により生産が中止されました。
現代のバイクとは異なる軽快なフットワークの魅力は色あせることなく、中古車市場でも高い人気を誇っています。
カワサキ一代限りのエンジン
現行車として人気のNinja250Rに搭載されているエンジンは、1985年に発売されたGPZ250Rのツインエンジンがルーツとなり、GPX250R、ZZ-R250と受け継がれていますが、バリオスの4サイクル4気筒エンジンは基本的にZXR250と共通であり、その後同系列が登場しない一代限りです。
4気筒エンジンは部品手数が多く、構造が複雑なことから価格が高くなるため、現在発売される新型250ccのほとんどが短気筒やツインエンジンを搭載しています。
バイクの販売台数が好調であった当時だからこそ誕生したエンジンと呼べるでしょう。
複雑な兄弟関係
バリオスの名がギリシャ神話に登場する神馬であることは前述しましたが、この馬には兄弟がいました。ラテン語でXanthus、英語読みでザンザス。
そう、知る人ぞ知る4スト版マッハと呼ばれるカワサキの400ccネイキッドバイクです。
ZXR400のエンジンが流用されていることからもわかる通り、名前こそ異なるものの実質的な兄弟モデルと言えます。
バリオスにはもう一台、「育ての親」が異なる兄弟車があります。2002年2月から2005年まで、スズキのバンディット250の後継モデル「GSX250FX」は、バリオスがOEM供給されていました。
当時、カワサキとスズキは業務提携しており、スズキのビッグスクーター「スカイウェイブ250」が、カワサキブランドで「エプシロン」として販売されるなど、それぞれのメーカーにラインナップされていない車種が供給されていました。
しかしバイクは嗜好性が高い製品であることから売れ行きが低迷し、業務提携が解消されたため、GSX250FXは希少なバイクとなってしまいました。
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