査定時間短縮!バイク買取の査定をスムーズに行うための事前準備とは?
2018/08/29
中古のバイクを買取に出すときには、さまざまな疑問が出てくるものです。
たとえば、「どこの買取業者なら高額で買い取ってくれるのか」。
乗らなくなったバイクを売るときは、少しでも高く買い取ってほしいですよね。
または、「査定の時間はどのくらいかかるのか」。
時間によっては、バイクを売却したくないと考える方もいるでしょう。
そんなあなたの悩みを解決するために、バイク買取の査定をスムーズに行うための事前準備をまとめてみました!
目次
バイク買取の査定時間はどのくらい?
バイクの査定時間は、最終的な金額の受け取りまで含めて「1時間」ほどで終わります。
銀行振込で支払うタイプの場合、送金まで含めると3日ほどかかってしまうでしょう。
ただし、あくまで平均的な時間相場であり、バイク買取店によっては査定の方法が変わってきます。
そのため、査定時間・買取費用が大きく変わってきます。
ディーラーだけではなく、オークションで売却する場合も、値段に違いが出てくるため注意しておきましょう。
中古バイク販売店の査定時間と費用
「レッドバロン」「ソックス」などの来店型の中古バイク販売店で査定する場合、査定費用はかかりません。
ただし、動かずに廃車になったバイクを出張査定する場合は、有料価格になることもあるので注意してください。
中古バイク販売店の査定時間は、お店の混雑状態によって変わってきます。
お客さんがどれだけお店にきているか、スタッフが何人いるかによって、時間短縮に繋がるかは決まります。
最短だと1時間以内に終わることもありますが、あまりにも忙しいときには後日に回されることもありますので、確実に査定をしてもらい時間短縮をしたいのなら、店舗に電話して査定予約をしておくことをおすすめします!
バイク買取専門店の出張査定時間と費用
バイク買取専門店の出張査定では、バイク販売店同様に査定費用は無料です!
また、査定時間が圧倒的に短い場合が多いです。実際の査定時間としては、10~20分で終わることも多いです。
なんで査定時間がこんなに短いのかというと、
査定スタッフが事前に準備ができる
買取に特化した専門のスタッフが対応してくれる
バイク買取のデータが膨大である
からです。
詳しく説明をしていくと…
査定スタッフが事前に準備ができる
買取専門店の出張査定の場合、前もって日程を予約してから査定をしてもらうので、査定員が予約したお客様のためだけに準備をすることができます。
車種や年式を事前に把握しているので、当日になって想定外なことが起こりにくく、スムーズに査定を行うことができます。
反対にバイク販売店の場合、お客様全員が予約をしてから来るわけではないので、買取スタッフの方が来店したお客様のバイクがどんな状態で持ち込まれるのか、なんの車種なのかという情報を事前に知ることはできません。
この事前情報があるかどうかで査定時間は10分は変わってきます。
買取に特化した専門のスタッフが対応してくれる
買取専門店の査定員の方は買取専門のスタッフなので、査定時間は短く、査定内容はより正確に行ってくれます。
予約をした時間に自宅に来てくれますし、「待つ」という時間がないのも利用する側としてはありがたいですよね!
バイク販売店で査定を行う場合、バイクの販売と買取を兼務しているスタッフもいます。
販売対応に追われてなかなか査定をしてもらえなかったり、いざ査定をしてもらったら急いでいるのかちょっと雑な対応だったりと、買取専門店に比べて時間もかかり査定の質が落ちてしまう場合があります。
バイク買取のデータが膨大である
ある大手バイク買取店では、創業からのバイク買取件数が200万台にのぼる買取業者もあります。これまで取引をした膨大なデータがバイク買取専門店にはあるのです!
これだけのデータがあるんですから、車種や年式に応じて買取金額をある程度決めることが可能になります。
買取の基準額は「50cc」「125cc」「250cc」「400cc」などの排気量ごと、または、「原付」「スクーター」「オートバイ」などの車種ごとに細かく分かれています。
基準になる金額があれば査定もスームズに行えますよね!
余談ですが、皆さんスクーターとオートバイってどうやって見分けるか知っていますか?
違いがわかりにくいですが、簡単に見分ける方法があります!
スクーターは座って乗るオートマチック車、オートバイはまたがって乗るマニュアル車のことをいいます。
こんな感じ↓
これだけ覚えておけば、すぐにスクーターとオートバイの違いがわかりますよね!
バイク査定前の事前準備
スムーズにバイク査定を進めるためには、事前に準備するべきことがあります。
「原付」「軽二輪」「小型二輪以上」によって必要な書類が変わります。
原付の場合
- 標識交付証
- 自賠責証明書
- 身分証明書
- 印鑑
- 銀行口座の情報
125cc以下の原付を売る場合には、「標識交付証」「自賠責証明書」「身分証明書」「印鑑」「銀行口座」が必要になります。
車体番号・ナンバープレートが記入されている登録証は必須です。
自賠責証明書が切れている場合は、違反になってしまうため、そもそも買い取ってもらうことはできません。
保険期間が残っている場合、買取を出した後に返金手続きを行ってください。
保険会社によっては廃車証が必要になるため、買取業者に名義変更について聞いておきましょう。
身分証明書・印鑑は査定では必須で、本人確認と書類への捺印を行います。印鑑は認め印でもOKです。
また、高額な買取になると現金をその場でもらうことはできないため、口座番号を伝える必要があります。
数日後に振込をしてもらうことになるため、口座番号が分かるものを準備しておきましょう。
ちなみに、原付の所有者が本人ではないときには、委任状が必要になることもあります。
忘れないように事前に準備しておきましょう。
書類をなくした場合は、市役所で再発行をしてもらえます。
手数料は掛かりませんので、忘れずに再発行してください。
軽二輪の場合
- 軽自動車届出済証
- 自賠責証明書
- 身分証明書
- 印鑑
- 銀行口座の情報
125cc以上250cc以下の軽二輪の査定では、軽自動車届済証が必要になります。
廃車手続きを行っている場合には、「廃車証(軽自動車届出済証返納確認書)」「自動車重量税用(軽自動車届出済証返納証明書)」を持っていきましょう。
万が一原付よりも大きいバイクで必要書類を失くしてしまっていた場合、管轄の陸運局に行ってください。
再発行では数百円の手数料が掛かってしまいますので、なるべく失くさないようしっかりと保管をしておきましょう。
小型二輪以上の場合
- 車検証
- 自賠責証明書
- 納税証明書
- 身分証明書
- 印鑑
- 銀行口座の情報
400cc以上の小型二輪・中型バイクなど、車検の残っているバイクを売るときには、車検証が必須。
すでに廃車にしている場合は、代わりに廃車証を持っていきましょう。
また、400cc以上の買取では、納税証明書が必要になります。
次にバイクを購入した人が、車検を通せなくなってしまうので、売却時に必ず提出してください。
領収印が付いていないと意味はありませんので、税金は支払いを終わらせてから買取に出しましょう。
未成年者がバイク買取をしてもらう時の注意点
未成年者がバイクを売却するときには、必ず両親の同意が必要になります。
親への電話確認は、ほぼ行われます。
同意書と親の免許証のコピーは用意しておくと良いでしょう。
ちなみに、新車を下取りで買い替えるときも、買取と同じ準備が必要になります。
下取りの値段にプラスして、追加料金を払う場合には、返金は行われません。
そのため、銀行口座は用意しなくても良いでしょう。
また、自分できる範囲であれば、メンテナンスをすることも大切です。
バイクをメンテナンスしておけば、スムーズな査定に期待できます。
買取業者に依頼するときのポイント
買取業者に依頼するときには、バイク買取専門店を選ぶようにしてください。
得意な車種・メーカーで依頼する
バイク専門店では、どの車種に強いか、得意なメーカーなど細かい違いがあります。
400cc以上のバイクに強い買取専門店なら、ハーレーやBMWといった大型バイクにも強いです。
通常の相場より、高い値段で買い取ってくれるでしょう。
特定メーカーのバイクに強い業者もあります。
例えば、ホンダやヤマハ、スズキなどさまざまなメーカーがありますが、ホンダが得意な業者にはホンダのバイクを持っていくべきです。
もちろんハーレーやBMWも同じこと。
通常のスクーターやオートバイに強い店舗に持って行っても、値段が高くなることはありません。
なるべく評判の良い業者を選ぶようにしてください。
バイクを売るときの値段も高くなりますし、時間短縮にも繋がるでしょう。
競合他社と相見積もりを行う
買取業者は得意なジャンルが重なっている競合他社がいることがほとんど。
そのため、複数の業者に相見積もりを出しておくと、金額が安くなりやすいです。
また、最近では一括査定サイトも多くあるため、同時に競合他社へ相見積もりが依頼できます。
一括査定サイトを利用すれば、わざわざ見積もりを個別に依頼しなくても良いでしょう。
何より「同時」に依頼できることがポイント。
査定時間を短くしたいのなら、同時に査定を見てもらえるのはメリットしかありません。
少しでも時間を短縮できるようにしておきましょう。
まとめ
バイクの査定時間を短くするためには、事前に車種に応じた書類の準備をまとめておく必要があります。
その上で、買取業者を選んでいかなければなりません。
さまざまな業者がバイクの査定買取をしてくれますが、売る値段や下取りの価格を調べることも重要です。
中古・新車、小型・中型以上、メーカーに強いのかなど、細かい評判も見た上で、相見積もりを行いましょう。
また、売るときの値段を高くするためにも、買取前のメンテナンスは必須です。
事前準備を済ませておけば、必ず買取査定の時間は短縮できますので、みなさんもこの記事を参考にして、ぜひバイクを売ってみてください。
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3万円買い取り価格に上乗せなどのキャンペーンも常にやっていて買取にはだいぶ力を入れているようです。
販売ルートも年々増えているので買い取り価格もそれに連れて上がっています。