SUZUKI GSX-R750の買取相場を調べてみた|高額査定のコツは?

   

通勤、通学、ツーリングなど、あなたの生活に欠かせない“相方”として乗りつづけてきたGSX-R750。

いまこのページを見にきたということは、きっと頭の片隅で手放すことを考えているのでしょう。

果たして、売るとしたらどれくらいの金額になるのか‥。

そんな疑問に答えるべく、このページでは、いまのGSX-R750相場についての情報をまとめてみました。

実際に売るかどうかは別として、ぜひとも参考にしてみてください。

 

GSX-R750の紹介

スズキ・GSX-R750は、バイクブームが過熱する1985年に、クラス初のレーサーレプリカとしてデビューしました。

冷却システムにスズキの独自技術である油冷方式を搭載。

当時の耐久レーサーのアイコンともいえる2連ヘッドライトや、フルカバードフェアリングなど、サーキットから公道に飛び出してきたようなルックスが、多くのライダーの関心を引きました。

 

GSX-R750の歴史

GSX-R750 年表
1985年 「GSX-R750」発売開始。同年より3年連続で全日本ロードレース選手権TT-F1クラスチャンピオンとなる
1986年 モデルチェンジと共に「GSX-750R」を500台限定で発売
1988年 初のフルモデルチェンジを実施
1992年 モデルチェンジ。油冷を廃止して新設計の水冷エンジンを搭載
1996年 フルモデルチェンジを受け、エンジンから車体まで新設計となる。このモデルをもって正規国内販売を終了する
2000年 輸出専用モデルとして再スタート
2001年 2年連続で全日本ロードレース選手権スーパーバイククラスのチャンピオンを獲得
2004年 モデルチェンジ。ベース車両をGSX-R600に変更
2006年 フルモデルチェンジにより、最高出力150psを達成
2008年 モデルチェンジ。初めて最高出力がダウンする
2011年 モデルチェンジにより、最高出力が150psに向上

GSX-R750は、スズキのスーパースポーツGSX-Rシリーズ最速のバイクとして1985年に登場しました。自主規制により国内販売モデルは最高出力77ps/9,500rpmに抑えられていますが、輸出用モデルは100ps/11,000rpmを発揮。最高速度250㎞をマークしています。

そのポテンシャルは高く、1985年から3年連続で全日本ロードレース選手権TT-F1クラスチャンピオンとなるなど、ライバル各社に完成度の高さを見せつけました。技術革新により、わずか1年後にニューモデルを発売。限定モデル「GSX-750R」も、当時としては破格の105万円(500台限定)で販売されました。

1988年には、初めてのフルモデルチェンジが実施されます。フレームを中心に各パーツを刷新。全長2120→2055mm 全幅745→730mm 全高1215→1100mm 軸距1455→1400mmと大幅に見直されコンパクトになる一方で、剛性をアップさせたことにより車重は181㎏→195㎏に増加。油冷は継承しつつもユニットはさらに見直され、旧型と同じ排気量・出力ながらレッドゾーンが10,500→13,500rpmに変更。より高回転のエンジンになりました。

1992年モデルでは、スズキの伝統技術と言える油冷を廃止して新設計の水冷エンジンを搭載。直押し式バルブ駆動や水冷式オイルクーラーの採用、4-2-1排気方式のマフラー装着等によって輸出仕様の最高出力が118psまでアップしました。しかしフレーム剛性を高めたことにより乾燥重量が20㎏以上も増加しています。

1996年に、フルモデルチェンジを受け、エンジンから車体まで新設計となりました。前回の課題であった重量増は、シリンダーとアッパークランクケースが一体化した3分割クランクケースの採用や、RGV-Γ譲りのツインスパーフレームを積むことで179kgの軽量化に成功。レース等で再び活躍するようになりました。これ以降、1988年までマイナーチェンジが続けられますが、このモデルを持って正規国内販売が終了します。

2000年からは、輸出専用モデルとして再スタートしました。最高出力は141psにパワーアップ。2001年より2年連続で全日本ロードレース選手権スーパーバイククラスのチャンピオンを獲得するなど高いポテンシャルを見せつけるものの、レースのレギュレーションが変更されることにより、GSX-R750はレースベース車両から外れることになりました。

2004年には、生産終了の噂を吹き飛ばすように、ニューモデルがリリースされます。しかしこれまでと異なり、GSX-R600をベースに排気量をアップする手法が取られました。エンジンのバルブがチタン製となりフリクションが低減。最高出力は、これまでで最高の148psに向上しています。

2006年にフルモデルチェンジが行われ、これまでの3分割クランクケースから3軸配置に変更。1985年モデルと同等のボア&ストロークながら最高出力150psを達成します。しかし、このモデルは日本の騒音規制に抵触するため、逆輸入は行われませんでした。

2008年モデルは、前モデル同様、GSX-R600をベースにモデルチェンジ。 騒音対策としてマフラーが大型化され、日本での輸入販売が再開されたものの、初めて最高出力がダウンしています。続く2011年モデルは、フレームやスイングアームからピストンまで各パーツが見直され合計8kgの軽量化に成功。最高出力も150psに向上しています。

 

GSX-R750の基本スペック

GSX-R750のスペック
車体型式 WN 全長×全幅×全高 2,070mm x 730mm x 1,135mm
エンジン 水冷DOHC4バルブ4ストローク直列4気筒 749cm3 車両重量 208kg
最高出力 77PS/9,500rpm ホイールベース 1,440mm
最大トルク 6.8kgf・m/7,000rpm シート高 780mm
ボア&ストローク 70.0mm x 48.7mm / 11.8:1 燃料タンク容量 20ℓ

※スペックは1992年モデル

 

GSX-R750の買取価格相場

買取価格相場
車種名<年式> 走行距離 買取価格
GSX-R750<2016年> 1300km 980,000円
GSX-R750<2015年> 2500km 800,000円
GSX-R750<2014年> 3000km 830,000円
GSX-R750<2013年> 10000km 750,000円
GSX-R750<2012年> 5000km 760,000円
GSX-R750<2011年> 12000km 700,000円
GSX-R750<2010年> 15000km 710,000円

 

スズキの独自技術「油冷」のメリット

GSX-R750には、冷却システムに油冷方式が採用されています。この方式は水冷方式に比べ、20℃から25℃もの冷却効率を実現すると言うメリットがあります。

また水冷よりも部品点数を少なく抑えることができるため、冷却システムが10%も軽量化されます。

 

限定モデルGSX-750Rの仕様

1986年に、限定モデルGSX-750Rが105万円で発売されました。当時は100万円をこえる国産バイクは珍しく、ライダーの間で話題になりました。スタンダードモデルとは下記の点が異なります。

・FRP製のシングルシート・カウル
・ステアリングダンパー
・リザーバータンク付リアショック
・乾式クラッチ(ストリートモデル初)
・スイングアームが延長(25mm)
・ホイールベース1430→1455 mm
・全長2110→2120 mm
・シート高765→770 mm
・フロントディスク径大型化
・イエローバルブヘッドライト(ストリートモデル初)

 

GSX-750Rアウトバーン300㎞伝説

1989年にバイク雑誌「Mr,Bike」の企画で、「ドイツのアウトバーンをカスタムされた1989年モデルのGSX-750Rを使って時速300㎞で走行する」と言う企画が実施されました。

スズキの協力のもとプロジェクトが進められ、バトルスーツを開発したライダー(本業はライター)佐藤信哉氏が、GSX-750Rを操り300㎞を達成しました。

今ではハヤブサやZZ-R1400など、時速300㎞をたたき出すバイクが市販されていますが、当時は夢の扉を開いたような話であり、エポックメーキングな出来事でした。

 

バイク買取オススメランキング☆彡

第1位 バイク王

言わずと知れた業界シェアナンバー1バイク王です。

良質な査定とサービスで有名なバイク王は一昔前まで悪質な買取が噂されていましたが、数年前からめっきり悪い噂は消えて、業界一位もキープしています。

1社で査定をするとなったら間違いなくコチラをオススメします

また、海外への販売経路も持っているため、不動車カスタム車にも強いのがバイク王の売りです。

第2位 バイクランド(旧ゲオバイク)

バイクランド旧ゲオバイク)はゲオバイクの時から有名な業界第2位の老舗です。

相見積もりの対抗馬としてぶつけるにはうってつけの最大手なので、バイク王と同時に見積もってもらえば最高額が期待できるでしょう。

3万円買い取り価格に上乗せなどのキャンペーンも常にやっていて買取にはだいぶ力を入れているようです。

販売ルートも年々増えているので買い取り価格もそれに連れて上がっています。

 

バイク売却流れ

 

バイク売却の流れは?

 

お店にバイクを買い取ってもらうまでの流れを説明します。

 

査定申し込み|手続きの手順は?

 

バイクを売却するには自分のバイクを査定してもらう必要があります。
ネットで簡易査定をしてもらう場合は自分の車種は把握しておきましょう。

 

お店に持って行く場合は帰りの足が無くなる事を覚悟しましょう。
個人間で売却する場合は事前に廃車手続きが必要ですが、業者の場合は無料で代行してもらえます

 

ネット無料査定の流れ

 

  1. まず入力フォームに必要事項(車種等)を入力します。
  2. 簡易査定額が出て買取業者の人から連絡が来ます。
  3. 日時を指定すると担当の方が本査定をしに来てくれます。
  4. その場で売買成立するとバイクを引き取ってもらえます。
  5. 買い取り額はよほど高額でなければその場で現金即決でもらえます。

査定当日の準備|必要書類は?

 

査定当日にはどんなものが必要でしょうか。
査定、売却には主に以下の書類が必要です。

 

バイク売却時に必要な書類
原付~125cc 126cc~250cc 250cc~大型
身分証明書
印鑑
自賠責保険証  ○
標識交付書
軽自動車届出済証
車検証

 

身分証明書は本人確認ができるものであれば大丈夫です。
印鑑はサインだけでOKな所もあります。
自賠責は必要とありますが、実際はなくても大丈夫なところが多いです。
標識交付書や軽自動車届出済証、車検証は無い場合でも買ってもらえることがあります。

 

未成年は同意書が必要?

 

未成年の場合は保護者の同意書か立ち会いが必要です。
その際に保護者の身分証明書のコピーが必要なことが多いです。

 

名義人が異なる場合は委任状が必要?

 

名義が違う場合は業者指定の委任状が必要です。
事前に言っておけば持ってきてくれます。
その際には名義人の身分証明書のコピーが必要です。

 

売買成立|即日手渡しは可能?

 

実際に査定に来てもらって金額がまとまると売買成立となります。
よほどの金額で無い限り現金手渡しでもらえます。
最短で当日に本査定が来るので、当日のバイク現金化も可能です。

 

マイナス査定?バイク買取によくある5つの勘違いと注意点

 

これって査定に響く?
買取不可のバイクはあるの?
そんな疑問やよくある勘違いをまとめました。

 

整備や洗車をした方が高く売れる?純正パーツや走行距離は?

 

よく整備や洗車をしっかりして高く売りましょうという話を聞きます。
結論を言うとどれだけ苦労して整備や洗車をしても査定額はほとんど変わらないのでしなくていいでしょう。

 

バイク屋さんは買い取ったバイクがどれだけキレイでも汚くても、必ず整備や洗車をしてから売りに出します。
蜘蛛の巣がついているレベルなら少しキレイにした方がいいですが、バイク屋さんがやってくれることをわざわざやる必要はありません

 

同様の理由でカスタム車を純正パーツに戻す必要もないです。
バイク屋さんはパーツも大量に保有してます

もし純正パーツがあるならばつけて渡せばいいでしょう。

 

走行距離は査定額に直結します。
10万キロを超えると安くなってしまう場合が多いです。
売却を考えているならば、走行距離が増える前にすぐ買取してもらいましょう

 

廃車寸前のバイクは売れる?不動車は?

 

よく聞く話で「動かないから逆にお金を取られた。」
「廃車寸前だから処分代がかかると言われた。」
と言う話を耳にします。

 

実際はそんなことは絶対ありませんのでそういう詐欺業者や悪徳業者には注意して下さい。

 

バイク業者のほとんどは独自の販売ルート、修理ルートを持っています。
あなたのバイクがどのような状態であろうと値段が付かないなんて事はほとんどありませんので安心して下さい。

 

不動車だろうが廃車寸前であろうが出張査定は無料です。
まずは気軽に試してみることをオススメします。

 

ローン中のバイクは売れない?車検切れは?鍵が無い!

 

ローン中のバイクでも売却は可能です。
バイクの名義が自分の場合は売った後もそのままローンを支払う必要があります。

 

名義がローン会社やバイク屋の場合はローンの組み換えをしてもらえます。
その場合はバイクを買い取ってもらった業者にローンを分割払い、または一括払いで支払います。

もちろん、買取価格がローンの残債より多ければ差し引きをもらうだけで支払いは終了します。

 

車検切れでも売却相場はほとんど変わりません。
無理して車検を通してから売ってもデメリットしかないので、車検切れの場合はそのまま売ってしまいましょう。

 

鍵がない場合も売ることは出来ます。ですが、鍵の交換に相当する金額を査定から引かれます。

イモビライザータイプの鍵は数万円以上引かれてしまいますが、普通の鍵でしたら数千円で済みます。

 

バイクの保険はどうなる?残りの自賠責と任意保険は?

 

自賠責や任意保険は切れていても買取に支障はありません。

逆に、保険が残っていても買取価格をアップしてもらえることもありませんので、気をつけましょう。

 

夏前が高い、冬前が安いってホント?バイクを売るタイミング

 

バイクを乗らなくなる時期は安くなるという話を聞きますが、そんなことはまったくありません。

 

バイク業者は業者オークションなどの販売ルートで九州、沖縄や南国などにも販売します。

あなたの街が寒くてバイクが売れないということは無いので安心して下さい。

 

バイクを売る一番良いタイミングは夏休み前でもゴールデンウィークなどの長期休みの前でもなく、出来るだけ早い時期です。

 

バイクは時間が経つにつれて価値が下がりやすいものです。
よほどのプレミアでもついて無い限り売却を考えたらすぐに売った方が良いでしょう。

 

高く売る為の2つのコツとは?

 

当サイトが色々な売却方法を試した中で、誰にでも実践できるコツを紹介します。
個人売買やオークションが難しいという方は参考にしてみて下さい。

 

信頼できる業者二つ以上に同時に見積もってもらう

 

重要なポイントは同時に見積もってもらうことです。

二つの業者に競ってもらうことで自分にバイクの知識がなくても簡単に最高額の査定をつけてもらうことができます。

 

さらには無駄な駆け引きや交渉が減り、売却時間短縮にも繋がります。

 

売ると決めたらすぐ売ること

 

すぐに売ることは何より大事です。

バイクの価値は日に日に下がりますし、乗らないバイクを持ち続けることによるコストは相当なものです。

 

手間がかかりそうだなと思って後回しにしていると、駐車場代、保険代、軽車両税などがどんどん貯まっていきます。

一つ目のコツを使えば1日どころか数時間で最高額の買取をしてもらえるので、あなたの貴重な時間も無駄になりません。

 

簡単に最高額?一括査定の罠に騙されるな!

 

ココまで、長い記事を読んでくださった方はだいたいバイク売却の基礎知識は付いたと思います。

 

最後にネットでよく見る一括査定会社についてお話しします。
「最大7社一括査定!!」などのキャッチコピーに惹かれて登録したくなってしまうのですが、注意が必要です。

 

一つは企業がその一括査定サービスに広告料を払っているので買い取り価格から広告費が引かれてしまいます。
また、登録した瞬間に5カ所以上から電話が来て本当にめんどくさいです。(経験談
一番怖いのは登録している会社同士が繋がっていて相場を操作しているところもあります。

 

なので、比較対象は多い方が良いだろうと安易に登録せずにきちんとした数社を選ぶようにしましょう。

 

当サイトが厳選した数社を最後に紹介しますので参考にして下さい。

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