HONDA VTR250の買取相場を調べてみた|高額査定のコツは?
「VTR250ってどんな特徴がある?」
「いまのVTR250はどれくらいの価値?」
日本が世界に誇るバイクメーカー・ホンダの人気モデルVTR250についてのちょっと気になる情報を、本ページではまとめています。
1988年に生まれ、30年以上愛されてきたVTR250。その歴史や価値について、学んでみてください。
VTR250の紹介
ホンダ・VTR250は、1998年より発売を開始したロードスポーツモデルです。
車名はV-Twin Roadsports(Vツインロードスポーツ)を由来とし、VT250Fから受け継がれてきた水冷4ストロークDOHC4バルブ90°V型2気筒250㏄エンジンを搭載しています。
VTR250の歴史
VTR250 年表 | |
1988年 | 「VTR250(MC33型)」発売開始 |
2000年 | マイナーチェンジにより、エキゾーストエアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を搭載。形式番号が「BA-MC33型」に変更 |
2007年 | 排気ガス規制に対応するためのモデルチェンジが行われ、形式番号が「JBK-MC33」に変更される |
2013年 | ハーフカウルを装着したVTR-Fを追加 |
2014年 | 足つきを向上させたバリエーションモデルVTR Type LDを追加 |
2016年 | 平成28年自動車排出ガス規制に対応できず生産中止が決定 |
VTR250R は、1991年に発売されたXELVIS(ゼルビス)の後続モデルとして開発されました。1980年代のVT250F全盛のころから、Vツインエンジンを搭載したスポーツバイク「VTR」の出現が噂されていましたが、なかなかそのネーミングが採用されず、10年以上の時を経て日の目を見ることができました。
Vツインロードスポーツを名乗っているものの、開発コンセプトはこれまでのVTシリーズ同様に、日常的な乗りやすさを重視。さまざまなシチュエーションにおいて、気負いのないライディングを楽しむことができます。1997年に千葉市の幕張メッセで開催された第32回東京モーターショーに参考出品された後、翌年1月に発売。国内のバイク市場が縮小していく中において、強気ともいえる年間販売目標6,000台 が設定されました。
2000年には、排気ガス規制をクリアするためにマイナーチェンジが行われます。エキゾーストエアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を搭載し、平成10年自動車排出ガス規制に適合させています。国内年間販売目標は2,000台と前回の3分の1となるなど、厳しい業界の状況が伺えます。2002年12月にもマイナーチェンジを決行。ボディサイズの変更やカラーオーダーシステムの廃止が行われるほか、国内年間販売目標が1,500台に設定されるなど、販売台数の修正が行われています。
2007年8月に、排気ガス規制に対応するためのモデルチェンジが行われました。料供給をVD10型キャブレターから、32bitプロセッサによるECUで制御するPGM-FI電子式燃料噴射装置へ変更。エキゾーストマニホールド集合部にO2センサーならびにプリマフラー内部にメインのキャタライザーが内蔵されています。なお、このモデルは同社8代目代表取締役社長、八郷隆弘氏の愛車でもあります。
2009年、2010年、2012年はカラーチェンジのみが行われ、2013年2月14日にハーフカウルを装着したVTR-Fを追加。 2014年に、足つきを向上させたバリエーションモデルVTR Type LDを追加するとともに、スタンダードモデル及びVTR-Fのシート高や、リヤサスペンションのセッティングを変更するマイナーチェンジが実施されます。
2016年10月に特別カラーを施したVTR Special Editionを追加するものの、翌年には平成28年自動車排出ガス規制に対応できず生産中止を決定。1982年から続いた水冷4ストロークDOHC4バルブ90°V型2気筒250㏄エンジンの血統が途絶えることになりました。
VTR250の基本スペック
VTR250のスペック | |||
車体型式 | JBK-MC33 | 全長×全幅×全高 | 2,080mm×725mm×1,055mm |
エンジン | MC15E・水冷 4ストローク DOHC 4バルブ V型2気筒249cc | 車両重量 | 160㎏ |
最高出力 | 22kW30PS10,500/rpm | ホイールベース | 1,405 |
最大トルク | 22N・m2.2kgf・m8,500/rpm | シート高 | 755 |
ボア&ストローク | 60.0mm×44.1mm/11.0 | 燃料タンク容量 | 12ℓ |
※スペックは2016年モデル
VTR250の買取価格相場
買取価格相場 | ||
車種名<年式> | 走行距離 | 買取価格 |
VTR250<2016年> | 2000km | 310,000円 |
VTR250<2014年> | 2500km | 380,000円 |
VTR250<2011年> | 3500km | 390,000円 |
VTR250<2010年> | 6000km | 360,000円 |
VTR250<2009年> | 1000km | 330,000円 |
VTR250の系譜
1982年に発売されたVT250Fがご先祖様です。水冷2ストロークエンジンを搭載し、「ナナハンキラー(当時は大型バイクと言えば総じて750ccだった)と呼ばれたヤマハ・RZ250の対抗馬として登場するも、素直で乗りやすいエンジンが女性ライダーに受け、爆発的な人気を得ました。
スタイリッシュなデザインとなった2代目、3代目も人気を引き継ぎ、いつしか「バイク界のカローラ」と呼ばれ、大衆に支持されるまでに成長します。しかし街に溢れすぎたため次第に人気が下火になり、その後発売されるVTシリーズは先代のような人気車種になれず。ついにはVTの名を捨てて「XELVIS(ゼルビス)」と名乗るようになったのでした。
3つのバリエーション
VTR250は、コンポーネントを共有しながら異なるバリエーションを展開しています。基本となるのがスタンダードモデルです。美しいディテールと、Vツインエンジンの機能美が見事にマッチしています。Type LDは前後サスペンションの専用セッティングが施され、シート高がスタンダードに比べて5mm低い740mmになっています。ボディカラーは、いずれもホンダのブランドカラーである赤と白を用意。大人の休日を楽しむのにふさわしい一台と言えるでしょう。
VTR-Fは防風効果の高いハーフカウルを装着しています。また、VTR-Fだけの大型アナログ式タコメーターを中央に配し、その下に液晶ディスプレイを配置したインストルメントパネルを採用。液晶ディスプレイには、右側に大型のデジタル速度計やツイントリップメーター、時計等を、左側にはオドメーター等を設置するなど、ツーリングシーンを意識した作りになっています。
VTRの販売台数
VTR250は、約20年間の長きにわたり販売された息の長いバイクなため、国内年間販売目標を見ることで、バイク業界や250ccを取り巻く状況を知ることができます。
昔は売れ筋の中心であった250ccクラスですが、大型免許が教習所で取得できるようになるとライダーたちの関心がビッグバイクに流れ、販売台数を落とすことになります。
また、若年層がバイクに関心を持たない現状も低迷に拍車をかけていると言えるでしょう。
販売台数推移 | |
1998年 | 6,000台 |
2000年 | 2,000台 |
2002年 | 1,500台 |
2007年 | 1,500台 |
2009年 | 3,000台 |
2010年 | 2,500台 |
2014年 | 1,400台 |
2013年 | 3,500台 |
2014年 | 3,500台 |
2015年 | 1,400台 |
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