Kawasaki ZX-10Rの買取相場を調べてみた|高額査定のコツは?
2018/09/28
ZX-10Rのオーナーの皆さん、ようこそいらっしゃいました。
新車で大事に乗ってきた人もいれば、中古で乗りつづけている人もいることでしょう。
そろそろ乗り換えを考えていたりする人もいるのではないでしょうか?
このページでは、ZX-10Rが現在、どれくらいの価値なのかの情報をまとめています。
また、合わせてZX-10Rについての情報もまとめてみました。
愛車のことにさらに詳しくなって、愛情を深めるのもよし、売って新しい相方をゲットするのもよし。
どちらにせよ、売るなら高く売りたい!という思いは共通のはず。
手放すことは決まっていなくても、一度目を通して見てください。
目次
ZX-10Rの紹介
カワサキ・ZX-10Rは2004年にZX-9Rの後継車として発表されたスーパースポーツモデルです。
一般市販車として初めてパワーウェイトレシオ1kg/psを切り、ハードブレーキング時に対応するためにMotoGP参戦マシンZX-RR譲りのバックトルクリミッターも装備しています。
ZX-10Rの歴史
ZX-10R 年表 | |
2004年 | ZX-9Rの後継車として「ZX-10R」販売開始 |
2006年 | モデルチェンジが行われ、マフラー・ハンドル・ステップ、シフト周りが改良される |
2008年 | モデルチェンジが行われ、エッジの効いたデザインとなるなどイメージを一新 |
2010年 | モデルチェンジが行われ、マフラー・ハンドル・ステップ、そしてシフト周りを改良 |
2011年 | モデルチェンジが行われ、ホリゾンタル・バックリンク・リアサスペンションを採用し、マスの集中化が図られる |
2016年 | モデルチェンジが行われ、車体や装備が大幅に見直される。また、日本国内向けの競技向け車両(オーストラリア仕様)が「レース専用モデル」として受注発売 |
2019年 | 万ナーチェンジ。3馬力アップして203馬力に変更。 |
公道最速と言われていたZX-12Rをリリースしていたカワサキですが、市販車レースのレギュレーションが750ccから1000ccになった事で新しいリッタースーパースポーツが必要になりました。ZX-RRとほぼ同じラムエアダクトに空力を考えたビルドインウィンカーやMotoGP直系技術である倍速ジェネレーターを採用するなど、国内4メーカー最後発の立場を生かし、他社と異なる個性を持たせることに成功しました。
挑戦を恐れないカワサキらしい姿勢で作られたZX-10Rでしたが、その反面「荒削りで初心者には難しい」と言うレッテルを貼られていました。2006年のモデルチェンジでは「異次元の領域へ」をキャッチコピーに、誰もが扱いやすいモデルへと変化。倍速ジェネレーターが廃止され、キャッチーなセンターアップマフラーを採用。オーリンズ製ステアリングダンパーを贅沢に標準装備していました。ライトもマルチリフレクターからプロジェクター式に変更され、クラス最高レベルのエアロダイナミクスを実現するために丸みを帯びたフォルムが与えられました。
2008年には2度目のモデルチェンジが行われ、エッジの効いたデザインとなるなどイメージが一新されます。2006年モデルのコンセプトである扱いやすさをバッサリと捨てて「究極のスーパースポーツ」のコピーどおり、乗り手を選ぶ硬派なマシーンに戻ります。2010年にモデルチェンジが行われ、マフラー・ハンドル・ステップ、そしてシフト周りが改良されます。前回同様上級者に向けたスーパースポーツで玄人受けしたものの販売台数が伸びず、翌年にモデルチェンジが行われています。
2011年モデルはホリゾンタル・バックリンク・リアサスペンションを採用し、マスの集中化が図られました。地面を舐めるようにフレームがしなることでアクセル操作が容易となり、コーナーリングでの安定性が向上しています。
5年ぶりのモデルチェンジとなる2016年には、トラコンやウィリーコントロールなどをBOSCHと共同開発。Brembo製マスターシリンダーにモノブロックキャリパーM50、シフトアップ用のクイックシフター、SHOWAと共同開発したバランスフリーフロントフォークを採用するなど、よくわからない人にもスゴイと思わせる装備が満載されています。また輸出車とは別に、日本国内向けの競技向け車両(オーストラリア仕様)が「レース専用モデル」として受注発売されました。
2019年モデルは、バルブ駆動を直打式からロッカーアーム式に変更したことで、3馬力アップして203馬力に変更。デザイン上の変更が一切されないことにカワサキの担当者は、「レースに勝つために必要な事だけをやっている」と答えています。
ZX-10Rの基本スペック
ZX-10Rのスペック | |||
車体型式 | ― | 全長×全幅×全高 | 2,075mm x 715mm x 1,115mm |
エンジン | 水冷4ストローク4気筒/DOHC4バルブ998cm³ | 車両重量 | 198kg |
最高出力 | 147.1kW (200.1PS)/13,000rpm | ホイールベース | 1,425mm |
最大トルク | 112Nm (11.4kgf・m)/11,500rpm | シート高 | 813mmm |
ボア&ストローク | 76.0mm x 55.0mm / 13:1 | 燃料タンク容量 | 17ℓ |
※スペックは2012年モデル
ZX-10Rの買取価格相場
買取価格相場 | ||
車種名<年式> | 走行距離 | 買取価格 |
ZX-10R<2016年> | 600km | 1600,000円 |
ZX-10R<2015年> | 1000km | 1550,000円 |
ZX-10R<2014年> | 2000km | 1450,000円 |
ZX-10R<2013年> | 6000km | 1200,000円 |
ZX-10R<2010年> | 9000km | 1100,000円 |
ZX-10R<2009年> | 11000km | 1050,000円 |
ZX-10R<2008年> | 16000km | 900,000円 |
レースのために生まれたマシーン
ZX-10Rは一般ユーザーになびくことなく、ストイックなまでにレースで勝つことだけを目標に開発されています。
2013年にスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦し、カワサキ初となるワールドチャンピオンを獲得。
さらには2015年から2017年まで三連覇を達成しました。
あまりの強さに通常は4気筒エンジン回転数上限14700rpmというレギュレーションに「カワサキが強すぎる」との理由から更にマイナス600rpmというハンデが課せられました。
とびきり豪華な装備
ZX-10Rのメーカー希望小売価格は 1,782,000円(国内販売車両)ですが、お値段以上の豪華な装備が施されています。
フロントブレーキのブレンボ製モノブロックキャリパー「220.A885.10」は部品単体で購入すると12万円。
カワサキとSHOWAが共同開発したフロントフォークBFFが88万8,000円、リアペンションBFRC-lite KITは22万2,000円もする高級品です。
国内販売車両は公道走行ができない
2016年に発売された国内販売車両は、レース専用であり公道での使用ができません。
カワサキの公式ホームページには以下のように書かれています。
■JSB1000クラスレースの活性化を目的とした導入です。
■当モデルは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。また、ナンバーを取得するために必要な一切の書類は発行いたしません。
■当モデルはオーストラリア仕様となります。
公道走行を希望する場合は、逆輸入車を購入してください。
欧州仕様はフルパワー、北米仕様は馬力規制が入って187.6馬力に落とされています。
どちらにしても一般人が乗りこなせるバイクではありませんけどね。
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